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国外への視察旅行 [仕事]

確かに閉塞感漂う日本で起業するよりも、国自体、その国の国民自体にパワーがある国でなにかやる方が、成功する確立が高いような気はする。

当初は、この海外路線で起業ネタを探してみようと考えて、第一段階は、その国を視察してみようと思い立ったのだ。

今まで行ったことのない国で、これから成長しそうな国。。。

最初に行ったのは、ベトナム。

この時は、今まで出張で貯まりにたまっていたJALのマイレージを使って行った。

話は変わるが、マイレージで海外特典航空券は、タダではないのだ。

ジェット燃料なんたら、とかサーチャージとか、税金とかが加算されるのだ。

これが、結構な金額になる。

今どき、格安航空券は、世の中にたくさん出回っているから、JALにこだわらなければ、ベトナム航空や大韓航空等の航空会社を使った方が、安い場合があるということは、新たな発見だった。

マイレージの使い方については、多分、細かく分析したサイトもたくさんあるとは思うが、感覚的には国内線でディスカウントのない路線使う、国際線でアップグレードに使う、ディスカウントのない商品を買う、等がよいということがわかった。

まあ、とにかく、期限の切れそうなマイルがあったので、高くついてしまったが、JALでホーチミンまで行ってみた。

この時は、航空券のみ手配して、後は自分でガイドブックを参考に日程を組んでみた。

そこで、わかったこと。

ただ単に観光で訪れるならば、これの方法の方がフレキシブルで良いのだが、ビジネスを目的に何らかの情報をえるための視察は、やはりしっかりとしたガイドがいないと無駄が多くなるし時間がかかるということ。

例えば、現地に行っていきなりJETROやJAICAを訪れても、まともには相手にしてもらえない。

JETRO, JAICAにしてみれば、毎日のように得体の知れない日本人が情報を求めてくるわけだから、致し方ないことではある。

事前に、目的を明示して予約をしておくとか、知り合いのつてで紹介をしてもらうなどの事前準備が必要なのだ。








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起業の前に考えたこと [仕事]

会社を辞めてからしばらくの間、疲れ切った心と身体を癒すためにリゾートに行ったり、今まで行ったことのない国、ミャンマー、スリランカ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ドバイ、アゼルバイジャン等にビジネスのネタを探しに行ったりしていた。

今まで、アメリカとイギリス本社の会社で働き、欧米人とのやりとりが多かったため、「もう欧米関係は、十分」という感覚が強く、今まで行ったことのないアジアの新興国や中東方面に興味がわいたためだ。

退職後は、コンサルタントとして欧米の新興IT企業が日本でビジネスをスタートさせるサポートをしていた。

マーケットの分析や、競合分析、パートナー企業とのコンタクトや、実際に顧客を探したり、立ち上げのための人材紹介等だ。

今までやってきたことなので、困難や不安はなかったが、気分的に今までとは違う何か新しい事をやりたいという思いが非常に強くなってきた。

こういうコンサルタントとしての仕事は、レバレッジ効果が低い、つまり、一度なにかソリューションや製品を作ってしまって後は、コピーして売れば収益がどんどんあがっていくものではないので、自分の使う時間に収入が比例してしまう。

それに、自分1人でやっている以上、仕事の要望が重なってしまうとこなせなくなってしまう。

それに、不安定だ。

仕事のある時もあれば、ない時もある。

まさに、水商売的なところがあるというのを実感した。

もちろん、コンサルタントとして高い評価があれば、この限りではないかもしれないが、駆け出しの身としての実感だ。

そこで、閉塞感の強い日本を飛び出して、英語ができるということと、外国人とのやりとりの経験値が高いというアドバンテージを活かして、新興成長国でなにかやりたいと漠然と思うようになった。







タグ:起業
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会社を退職した後の選択 [幸せ]

リストラ、早期退職、自主退職、倒産などの理由で、会社を離れた後の選択肢としては、

継続してお金を稼がなければならない場合

1) 他の会社に転職

2) 自分で事業をやる(起業)

3) 家業を継いだり、友人の仕事を手伝ったりする


もうお金を稼ぐ必要がない場合

3) 趣味に生きる

4) 地域、コミュニティなどで自分の居場所を確保する

5) 何も生産的な事はせずに、旅行したり、本を読んだりして余生を生きる


大まかにいうと、上記のような方向があると思う。

やはり、お金を稼ぎ続ける必要があるか、ないか、というところだ。

50代で余生を貯蓄や不労所得で賄えるならば、まだ良いかもしれないが、ほとんどの40代、50代、60代は、まだ、子供の教育費が必要だったり、住宅ローンが残っていたりするだろう。

となると、選択肢としては、

継続してお金を稼がなければならない場合

1) 他の会社に転職

2) 自分で事業をやる(起業)

3) 家業を継いだり、友人の仕事を手伝ったりする

ということになる。

現実的には、1) 他の会社に転職 は、厳しいことは、前回、述べた。

可能性は、なくはないが、所得も現役時代に比べて格段に減少するだろうし、仕事の内容も、単純作業や肉体労働に偏ってしまうかもしれない。

また、若い人たちと同じような仕事を年をとってからしなければならないというのも、精神的には、非常に厳しかもしれない。

2) 自分で事業をやる(起業) については、最近、起業ばやりで、若者だけでなく中高年の起業を後押しするような風潮がある中で、真剣に考えている人も多いと思う。

実は、私もそうだった。

次回は、「自分で事業をやる(起業)」について考えてみたい。





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一人で仕事をするということ [仕事]

サラリーマンとして会社に属して仕事をしていると、社外はともかく、社内でのポリティックスや人間関係などなにかと煩わしい思いをしたことは、誰にでもあるはず。

そういう時は、「こんな煩わしい環境から離れて、自分だけで自由に仕事がしたい」と思うものだ。

ところが、現実に一人でコンサルタントという仕事を始めてみると、煩わしさが懐かしく、恋しいのだ。

失ってはじめてわかる「煩わしさ」の価値、いや、煩わしさに価値があったわけではない。

やはり、人は、一人ではいられないものなのだということがよくわかった。

部下であれ同僚であれ、上司であれ様々な人たちとのやりとりの中で、自分を相対的に認識することができるわけだけれども、一人で仕事をすると対するのは、お客さんだけとなる。

新橋ガード下で、安酒を煽ってクダをまくというのは、人間として必然的な行動なのだということ。

人間は、弱い。

大勢でいる時は、一人になりたいと思い、いざ、一人になってしまうと、大勢でいる時が恋しくなるというのが、ほとんどの人に当てはまるのではないだろうか。

私自身、大勢でワイワイやるのは、ごくたまにでよく、基本的には、一人で音楽を聞いたり、映画を見たり、本を読んだりするのが、好きなのだが、退職後、時間が沢山あるようになってみて、一人でいる時間がほとんどになってみると、自分だけ世の中から取り残されたような気分になってしまい、本当に寂しい思いをしていた。







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社長ではなくなってわかったこと [仕事]

社長をやっていた時は、それなりにストレスにまみれていた。

真夜中0時の電話会議(アメリカ、アジア、ヨーロッパで電話会議をやるときは、日本時間の0時に設定されるのが通常だった。アメリカ西海岸は早朝、ヨーロッパは夕方、アジアは真夜中だ。アメリカ人やヨーロッパ人にとって、真夜中に仕事をするという概念はないが、もともと植民地であるアジアに対する気遣いなどない)で不眠症になったり、頻繁な海外出張で体調不良になったり、もうそろそろ限界だと思っていたところもある。

会社に行かなくなってからは、しばらく、海外のリゾートに行ったりしてのんびりとしていた。

でも、なんか落ち着かないし、楽しくないのだ。

今までは、毎日のように問題が起こったりして「社長、どうしましょうか」というのがあったのだが、それが全くなくなってストレスフリーのはずなのに、なぜか別の種類のストレスで元気がでない。

戦っている時は、アドレナリンがでて気分が高揚していたのだが、いざ、なにもないと元気がなくなるのだ。

「ONがあってOFFがある」とは、よく言ったものだ。

毎日が日曜日ほどつまらないことは、ない。

これは、それぞれの人の性格によると思う。

仕事は、食べていくための必要悪とされている西洋では、「ああ、やっと解放された!」となるのかもしれないが、今までラットレースを繰り広げてきた働き蜂は、そうは思えないことがよくわかった。

それに、人から何も頼られない、認められない、認知されないという、なんの身分も持たない立場は、本当につらい。

退職した後、地元の小さなコミュニティで、「私は、元○○の取締役だ」とか昔の名前でしか自分を表現できない人が多いと聞くが、その気持ちが痛いほどわかる。

社会との接点や、肩書きがなくなってみて、初めて感じる寂しさだ。





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外資系で働くということ [仕事]

外資系企業は、一般的に給料が良いと言われている。

会社にもよるだろうが、一般的には、その通りだと思う。

私が大学を卒業して、外資系に行くことを決めた時によく周りから言われたのは、「外資系は、業績が悪くなるとすぐにクビきりしたり、日本から撤退するから、多少、給料が良くても長い目でみたら、日本の大企業に行った方が絶対に安心だよ」とよく言われたものだ。

実際に外資系で三十数年働いてみて、その通りだと思う。

特に中小の外資系企業になると、ある日突然クビとか日本撤退ということも現実にあるのだ。

最近は、日本の大企業でも業績悪化にともなうリストラがあるが、そんなのは、外資系というようりも日本以外では、ごく当たり前のこと。

日本は、今まで本当に安心安全で守られていたとつくづく実感する。

2013年まで5年間社長をやっていた会社は、収益を約10倍にし、社員数は40名から150名まで拡大してきた。

ところが、世界的な業績悪化と、日本のビジネスの成長鈍化から、いままであった2つのオフィスの内、一つを閉鎖してオフィスコストを削減せよという指令が本社から来た。

オフィスを閉鎖するということは、社員の居場所がなくなるわけだから、社員も50人切らなければならない。

殺伐とした外資系の中でも、自分の会社だけは、殺伐としないように色々な方策をとって社員のモチベーションを上げてきたのに、それはないでしょ、というところだ。

日本法人社長といっても、株をもっているわけでもなく、単なる雇われ社長の身。

今まで、マイナスの状態から数十億円の利益を上げるまでに貢献してきたという自負があったが、本社に意見したとたん、「言うことを聞かないなら、お前はもういらない」でクビになってしまった。

外資系なんて、そんなものとは、わかっていても「いくらなんでも、それは、ないでしょ」の世界である。





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外資系社長という職業 [仕事]

外資系IT企業の社長の平均寿命は、18か月といわれている。

そもそも、外資系IT企業といってもピンからキリまである。

私が約20年間働いていた日本IBMのような社員数2万人の大企業もあれば、日本で新規にビジネスを立ち上げたばかりの日本法人は一人の会社まで。

その多くは、数名から数十名程度の会社だ。

私が日本IBMを「卒業」後に、アメリカのITベンチャー企業の日本法人社長になった時は、なにもない状態から1人でビジネスを立ち上げた。

まず、エンジニアを採用し、営業を採用しというように徐々に人数を増やし数名の体制をつくった。

社長とはいえ、営業から管理までやらなければならない。

その後、その会社は、大手に買収され、アメリカの上司もいなくなり、それなりの退職金パッケージをもらい辞めることになった。

まあ、はっきりいうと、あなたはもう必要ありませんということだった。

その退職金と貯金で、東京郊外に約700坪の別荘を買い、しばらくのんびりしようと、家の設計を考えたり、庭づくりを考えていたりした。

疲れていたこともあり、すぐにまた働こうと思わなかった。

2-3か月して、段々と退屈になり、なんとなくまた「戦場」に戻りたいなと考え始めた頃、アメリカ人のリクルーター(ヘッドハンター)から連絡があった。

イギリスに本社がある外資系企業の日本法人社長のポジションだった。

話は、とんとん拍子に進み、イギリスまで面接を受けに行き、約10名くらいと顔合わせをした。

その後、イギリス郊外を3-4日旅行し日本に戻った頃、あなたを採用したいというオファーが届いた。





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中高年再就職の現実 [仕事]

その頃、会社で必要としていたのは、元気のよいやる気のある営業職とリーダーシップのある管理職。

会社規模が150人程度の中小企業なので、自から率先して若いチームをリードするプレイイングマネージャータイプの人材だった。

大企業で管理職経験がある中高年となると、どうしても自分が動かずに指示するだけの「あとは、よろしく」タイプになってしまう。

また、外資系なので読み書き、聞く話すの英語力も必須だ。

となると、候補者は絞られてしまう。

実際に、50代の候補者数人を面接してみたが、やはり一様に覇気が感じられない。

その中の1人が「今回は、面接に来れたこと自体が嬉しいです。今まで、数十社に応募しましたが、ほとんど書類選考で落とされてしまい、面接までいきませんでした。」と言っていた。

こういわれると、仮に、採用しようと思っていても躊躇してしまう。

中には、同じ外資系IT業界で今は大企業になっている会社の日本法人設立時の社長もいた。

それほどまでに、年をとることは、再就職には不利なのが現実だ。

その時は、他人事だったが、いざ自分が辞めてみて現実の厳しさを再認識させられた。





人生後半戦で考え始めました [仕事]

昨年2013年まで外資系IT企業の社長をやっていたんですが、今は1人社長でコンサルタントをやっています。

今までとにかく日々の仕事や問題解決に追われて、「幸せ」だとか「成功」だとかは、表面的な他人との比較でしか考えてこなかったみたいです。

時間ができてくると、まあ、色々と人生振り返ったり、今後の生き方なんかを考え始めるわけです。

私は、今、55歳なんですが、この年代になると、リストラだとか早期退職で今まで働いてきた会社を離れる人も多いと思います。

他の会社に転職しようとしても、年齢的に厳しいのが現実です。

外資系では、採用基準として Young, Bright, Enthusiastic であることというのがあります。

つまり、若くて(30代半ばくらいまで)、賢くて、元気のいいヤツ を採用するということです。

以前の会社で、ハローワークに求人広告を出したことがありました。

リクルーターを使うと、採用した人の年収の30%程度の報酬を払わなければならないのですが、ハローワークは無料なんです。

採用経費を抑えるために試しにやってみたんですよ。

そうしたら、40代、50代、60代の応募がスゴイ勢いできました。

ハローワークの場合は、年齢制限できないんですよ。

応募要領は、電子メールで応募書類、職務経歴書や顔写真の添付となっているにも関わらず、受けを狙っているのか、電子メールでファイル添付ができないのか、その両方なのかわかりませんが、毛筆書きで応募書類を郵送してくる50代、60代が結構いて驚きました。

まあ、最初の関門である応募規定を満たしていないので、問答無用でバツですが。

応募者なんですが、所謂、高学歴で一流企業出身が多いんですよね。

真面目に一つの会社でレールに乗って務めあげてきたのに、リストラされたり、早期退職で肩を叩かれたりというのがよくわかるんです。

50代の女性の中には、「体力は20代に負けません。周りからも若いっていわれます!」というコメントとともにスポーツクラブで撮ったと思われるレオタード姿の写真を送ってきた方もいました。

みなさん、切羽詰まった雰囲気を存分に醸し出しているんです。

それが、今の、中高年の現実なんですよね。





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