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中高年再就職の現実 [仕事]

その頃、会社で必要としていたのは、元気のよいやる気のある営業職とリーダーシップのある管理職。

会社規模が150人程度の中小企業なので、自から率先して若いチームをリードするプレイイングマネージャータイプの人材だった。

大企業で管理職経験がある中高年となると、どうしても自分が動かずに指示するだけの「あとは、よろしく」タイプになってしまう。

また、外資系なので読み書き、聞く話すの英語力も必須だ。

となると、候補者は絞られてしまう。

実際に、50代の候補者数人を面接してみたが、やはり一様に覇気が感じられない。

その中の1人が「今回は、面接に来れたこと自体が嬉しいです。今まで、数十社に応募しましたが、ほとんど書類選考で落とされてしまい、面接までいきませんでした。」と言っていた。

こういわれると、仮に、採用しようと思っていても躊躇してしまう。

中には、同じ外資系IT業界で今は大企業になっている会社の日本法人設立時の社長もいた。

それほどまでに、年をとることは、再就職には不利なのが現実だ。

その時は、他人事だったが、いざ自分が辞めてみて現実の厳しさを再認識させられた。





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